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Working on the Highway

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エコとエゴの両立

パンダもケイマンに負けず劣らず楽しいんです

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パンダ4x4クライミングプラスってのがこいつの正式名称、1060kgのボディーに1240ccで60psの小さいエンジンをだから気の利いた軽自動車よりも遅いです、高速でも平地で何とか140km/h出るかどうか・・・。小さいエンジンだけに回して走る事が多いので燃費もあまり良くなく11-2km/L程度、4000rpm以上ではうるさくてカーオーディオも聞こえない、今どき左ハンドルでマニュアルシフトだけなんて車が日本で売れるわけないし・・・w。普通の人からしてみれば不格好で一瞬ダイハツ?なんて思われてしまいそうな外見、高級感という言葉とは縁のないフィアット性の大衆車は日本ではほとんど見かけません、コストを考えればフィットやビッツ、マーチの方が選択肢になるでしょうね。

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でもこの車ってすごく楽しいんです、今流行のスローライフが良いってのじゃなくて単純に走りが楽しい!!、薄い鉄板で出来たボディーに柔らかいサスペンション、ルーズなステアリングにグニャグニャのオールシーズンタイヤの組み合わせ、ロールしながらコーナーを立ち上がって行く姿は傍から見れば危なっかしいだろうけど乗っている方にしてみればこれがえらく楽しい!!。ほとんど力のいらないクラッチを踏んでストロークの長いシフトを操作する感じは一昔前のアルファロメオの様、ロールして傾く運転席の中で左足を使って身体を踏ん張る気分は競艇のモンキーターン、非力なエンジンだけにパワーバンドを外さないように細かくシフトして走れば流れをリードする事も出来ます、絶対的な速さは普通の車に及ばなくても乗ってる本人には普通の車と同じペースで走る事だけでも楽しいのです。

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パンダの前に初代チェロキーに乗っていた事もあります、軽くて楽しい車でしたがATだったので変速の楽しみは無かったし、エンジンは4リッターもあるからそれなりにパワーもあって速く走らせる事は比較的楽な車でした。チェロキーから3周りほど小柄になったパンダは努力していないと速く走れません、しかし都内のどんな細い路地でも入って行く事が出来ます、狭いコンビニの駐車場でも簡単に転回する事が出来ます、タワーパーキング以外なら駐車場で困る事はありません、国産のリッターカーよりも小柄な車体は都内で使うには国産車よりも適任なのです。

どこへ出かけるにもストレスを感じる事なく運転していて楽しいパンダ、スペックにとらわれる事なく実用本位でありながらもファントゥードライブは忘れないイタリア気質は日本のメーカーには決して出来ない事なのかも知れません。

ま、いつも”もっとパワーを・・・”って、思いながら乗っていますけどねw。

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by drkato | 2007-07-09 22:45 |

by drkato